ケジラミ


主に陰部に寄生したケジラミによる刺咬症です。ケジラミは1ミリ前後の大きさの吸血虫で、活動性に乏しく同一の場所に居続けます。成虫は毛根に強くしがみついているので見つけにくい上に、取るのも大変です。
寄生するのは陰毛や脇毛、体毛のない幼児の場合眉毛にも寄生します。
感染経路は性行為や寝具の共用です。
症状は兎に角非常に痒いことです。ケジラミの刺咬部に掻痒性皮疹ができ、非常に激しい痒みがあり、あまりに掻き毟り過ぎて、結果、掻破湿疹からリンパ節腫張になることがあります。
治療は陰毛を剃毛した上で、クロタミトン軟膏を擦り込みます。殺虫剤は成虫にしか効目がないので、孵化時期を想定して数回行う必要があります。

ご注意! ここでの説明は一般的知識の範囲になっています。典型的な症例や治療法の説明にすぎません。内容は充分チェックしていますが、くれぐれも参考情報にとどめてください。素人判断・素人療法は絶対に避けることをお勧めします。とくに、現実に症状などを自覚した時は、専門医の診断を受けられることを、強くお勧めします。
お願い! 解説内容については確認作業を充分注意して行っておりますが、時間経過による間違いや言い回しの不手際など、お気づきになられた方はぜひご一報いただけると助かります。







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