B型肝炎


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ウイルス性肝炎は20世紀に入って、A型・B型・非A非B型と区別されるようになりました。STDとして考えられているのはこの中のB型です。B型肝炎はB型ウイルス(HBV)によって引起こされます。
感染経路は性行為と輸血や医療事故があります。
潜伏期間がことのほか長く、感染後6ヶ月近く経って発病することもあります。発病すると全身倦怠や食欲不振がみられ、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。
その後、3〜10日くらい経つと黄疸症状が出てきます。この時期の黄疸は急速に増強しますが、4〜6週間くらいで消えてしまいます。肝機能が正常化するには2ヶ月くらいかかります。
ウイルス性肝炎の90%近くはそのまま完治しますが、一部は慢性化してしまったり、「劇症肝炎」に移行してしまう場合もあります。劇症肝炎の病態は極めてシビアなものですが、その罹患確率は0.1%といわれています。
治療方法はウイルス性肝炎の特徴ですが、これといって特別な方法はありません。俗に云う安静治療ということになります。ビタミンやブドウ糖の点滴をすることくらいです。副腎皮質ホルモンの使用は急性期には効果がありません。

ご注意! ここでの説明は一般的知識の範囲になっています。典型的な症例や治療法の説明にすぎません。内容は充分チェックしていますが、くれぐれも参考情報にとどめてください。素人判断・素人療法は絶対に避けることをお勧めします。とくに、現実に症状などを自覚した時は、専門医の診断を受けられることを、強くお勧めします。
お願い! 解説内容については確認作業を充分注意して行っておりますが、時間経過による間違いや言い回しの不手際など、お気づきになられた方はぜひご一報いただけると助かります。



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