尖圭コンジローム

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感染後、数週間から数ヶ月経って、陰茎亀頭・包皮・大小の陰唇・肛門などにイボ状の小さな腫瘍が多発します。(性器のイボなどともよばれている)この腫瘍は先の尖った乳頭状の腫瘤が集まった独特の形をしています。ニワトリの鶏冠や花キャベツなどとも形容されています。
尖圭コンジローム自体は良性の腫瘍で、自然治癒するのがほとんどです。ただし、ときおり癌に移行することもあるので注意が必要です。特にHPV16型に感染した女性の場合、子宮頚癌の原因になることもあります。
病原体はHPV(ヒト乳頭腫ウイルス)です。HPVは種類が多く、その数は60種にもおよびます。尖圭コンジロームの原因となるのは、その内6,11,16型です。
感染経路は性行為も一つですが接触感染もみとめられ、幼児などにも発生します。また、包茎の人に多いといわれていますが、おそらく、包茎の人はHPVが繁殖しやすい湿気があるためと思われます。
治療は外科療法で切り取る方法がひとつです。ブレオマイシンなど薬物療法も治療のひとつです。ただし、ちいさなブツブツが集合してしまい大きくなってしまった時は電気焼灼・レザーメスによる切除が必要になります。

ご注意! ここでの説明は一般的知識の範囲になっています。典型的な症例や治療法の説明にすぎません。内容は充分チェックしていますが、くれぐれも参考情報にとどめてください。素人判断・素人療法は絶対に避けることをお勧めします。とくに、現実に症状などを自覚した時は、専門医の診断を受けられることを、強くお勧めします。
お願い! 解説内容については確認作業を充分注意して行っておりますが、時間経過による間違いや言い回しの不手際など、お気づきになられた方はぜひご一報いただけると助かります。




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